新年

あけましておめでとうございます。

元旦から地震があって本棚押さえてたりしました。
というよりこの四日間、ずっと仕事してました。自宅で。
ネットショップで働いているのですが、正月休み間に注文を確認しつつ在庫を移動させる作業がありまして、割とずっとPC前に張り付いていました。合間に18禁乙女ゲをプレイしてましたが。（しょっぱい正月）
正直、普通に会社に行って働いてた方が全然楽でした。はー。

で、プレイしたのは『蝶の毒　華の鎖』です。
ずーっと天野ちぎりさんのイラストいいなあゲームしてみたいなあ、と思っていたのですが『月ノ光　太陽ノ影』はヤンデレ率高そうで、怖くて手が出なかったんですよねー。
蝶の毒は、体験版プレイしてみて、とにかく
←真島が好みだったので購入決定。人生初18禁乙女ゲー。
真島はなにしろ使用人だし、あーこりゃ攻略キャラだけどきっとサブ扱いで、ルートも短めでかわゆいシナリオに違いないわー、と、それを楽しみにしてたんですよね。
したらば何故か真島が攻略できなくて、……「ルート制限がかかってるってことは真島ラスボスかよ！？　真島のくせに生意気だ！」みたいな……orz

まーラスボスならラスボスでもいいですよ。そんだけシナリオもボリュームあるだろうしな！
気を取り直して他キャラから順番に攻略。
強いて上げれば藤田が好きで、あの駄犬っぷり（ワンコではない。駄犬）にときめいてたまらなかったけど、藤田エンドの裏に瑞人の犠牲があって、それを藤田が知っていたのかと思うともやもやした気持ちになります。（恋人寝取られたうらみもあるんでしょうけどー、でーもー）
このゲーム、藤田以外はみんな最初っから主人公好きすぎですが、中でも瑞人が一番ユリたんのこと好きだと思うんですよね。
瑞人は財力も腕力もないふんわりした人だけど、主人公の身代わりに……とか、本当に切ない。
切ないんですけどとりあえず、体に縄の痕が残り疲労で倒れてしまうほどの、何があったのかその経緯を詳しくですね（おまわりさーんこっちでーす）

そんなこんなで一通り攻略。（藤田ルートはハッピーエンドを見た後に愛人エンドを見ましたが、むしろ愛人エンドの方が藤田は幸せに見える不思議。複雑な気分になりました。）（瑞人はちょっと死にすぎです。生命力弱い。逆に斯波は本当にガッツがあって、この二人で掛け算すると丁度イイんじゃないかと思ったり思わなかったり……イヤでもやっぱ合わないかなー）（百合子は英雄と結ばれるのが一番真っ当で健全で幸せになれます間違いない）

いよいよ本命・真島の攻略！
……と、思ったらシナリオが短くて唖然……！（体感10分くらいだったんですけどー！）
ノーマルルートで真相がほぼ語られるので、裏事情はプレイヤーはもうわかっています。それを踏まえた上で、百合子には真相を話さずに結ばれるエンドと、話して結ばれないエンドをご用意！
……という感じなのです。なんと斬新なー！（戦慄）

ルート制限を効果的に使った仕掛けともいえますが、ラスボスキャラのシナリオはボリューミューであるものという期待があるため、かなりの肩透かし感。
…………個人的には、仕事の合間にぶっ通し（仕事もぶっ通し）で進めていて疲れていたので、真島始まったーと思ったら即ラブラブになって終わって、まあこれはこれでいっかー？　みたいな感じではありますが。
百合子に真相を語って結ばれるエンドが何故無いのか。
タブーといえばタブーだけど、18禁ＰＣゲームの中には『ヨスガノソラ』という前例があるんだから、別にいいんじゃないのと思わないでもなく。むむむ。

あっ、でも、天野ちぎりさんのイラストを堪能できたので、そこはとても良かったです！