往く路だもの

『子供笑うな来た路だもの、年寄り笑うな往く路だもの』
と、その昔父親に言われました。誰の言葉だこれ。みつを？

この言葉をどんな場面で言われたのか覚えてません。
だって同時、ウチにはまだばあちゃんがいて、この人がまあ年寄りのくせにシッカリした人で、自分に厳しく他人に優しい。
……なので笑う隙などなかったのであります。

何故ばあちゃんのことなど考えていたのかというと、最近の肉体の衰えが激しいからです。人間の衰えは『目、歯、腰』からくると言うけど、それ全部キテるよアチャー！　という●●才、独身。（いてて）
あと、間違いなく脳にもキテる。（……）
職場年齢では真ん中くらいだけれども、虚弱なのは周知なので周りには年寄り扱いで労わるように強要してます。（でもあまり労わってもらってない）
本当に、今の私よりも90歳の頃のばあちゃんの方がピンシャンしてました。
そういえば二、三年前から、寒くなると膝が痛みます。
「いよいよ●潤かな」と言ったら、「まだ早い」と同僚にこぞって止められたので買ってませんが、痛いものは痛いのです。
私のママンはどうしてるのかしらと訊ねたら、「私まだそんなふうになってないわよ。あんた大丈夫なの？」と心配されました。
大丈……いや、どうだろ……。